台風15号が日本列島を直撃しましたが、皆さんがお住まいの所は大丈夫でしたか?
福島も各地で土砂崩れや増水、停電とさまざまな被害がありました。1度止んだ雨がまたお昼ごろから降り出して、事務所の窓から見える阿武隈川は今にもあふれ出しそうです。
震災以降、これでもか…これでもか…と言うほど災害に見舞われている日本。悲しいことも多いけれど、その度に強くなる日本を感じている今日この頃です。 (たかはし)
吉原泰助元学長のご夫人がご逝去されました。
ご逝去日 8月10日 内臓疾患のため東京の病院にて
告別式はなされずに、12月4日に東京にてお別れ会を執り行われるとのことです。
平子会長と安達とでご自宅(福島市蓬莱町)に弔問に行ってまいりました。
もうひと月も前になりますが、全国高等学校総合文化祭(文化部のインターハイと言われているそうです)が福島県をメイン会場に開催されました。本来ならすべてを福島県で開催する予定だったそうですが、あの大震災のせいで開催さえ危ぶまれた中で、皆さんの努力と理解で開催することができました。残念なことに開催が中止されたり、縮小されたり、他県での開催となった部門もあったようですが、何年もの間この総文の為に準備をしてきた高校生達の熱い思いが無にならずに良かったと思いました。子供たちには今しか出来ないことを悔いなくさせてあげたいと…こんな震災や放射能で子供たちの可能性を潰したくはないと… 強く思いました。 (たかはし)
福島県の高校生の心の叫びをご覧ください。総文総合開会式構成劇「ふくしまからのメッセージ」http://www.fukushimasoubun.gr.fks.ed.jp

鳴くせみの声も夏の終わりを思わせるようで、涼しい風が窓から吹き込んでおります。 放射能汚染がなければ、快適な秋の季節を迎えることになるはずなのですが。今日も南向台地域のホットスポットで線量検査が行われております。地上60㎝で2,76㍃シーベルトとか、住民の方々は不安な気持ちでしよう。
さて、8月も下旬になり、来年の90周年事業の準備に忙しい日々です。 本日は福島信陵会の幹事会があり、参加人員増加のための打ち合わせが行われます。 前回は600人の参加者がありましたが、今回は高商・経専時代の方々の参加が減少すると思われますので、その分大学時代で頑張らねばなりません。
同期会、職域、ゼミ、サークルの幹事の方々にお願いすることとなります。
永倉礼司実行委員長、佐藤慶吾事務局長代行のお二人は連日事務局に出て来られて、その準備に励んでおられます。
90周年の記念事業を成し遂げることで、会員間の絆をさらに強めるとともに、わが母校経済経営学類を支援する力を強めたいものです。 (あだち)
毎度、放射能の話ばかりで申し訳ございません。ここ福島に住んでいると放射能のことが頭から離れません。先日、子供の部活で仙台に遠征してきました。そこでは体育館の窓を開けて練習試合をしていましたが、つい「何で窓が開いているんだ!!」。子供たちが外で地面に座ってお弁当を食べていると「ダメでしょ!地面に座っちゃ!セシウム付いちゃうよ!」。なんて思ってしまうのです。そして「ああ、ここは福島じゃないんだ…」とホッとしてみたりして…。(これは自虐ネタとして笑って聞いてくださいね。)
放射能に対しての対応には人それぞれの温度差があります。小さなお子さんを持つ親御さんはとても神経質になっていますが、年齢の高い方は若い方たちほど神経質ではありません。対応は人それぞれで例えば、マスクをしている人・いない人、長袖を着ている人・半袖の人、窓を開けている人・いない人、洗濯物を外に干している人・干さない人、地物野菜を食べる人・食べない人、福島を去る人・残る人、さまざまです。
さまざまな情報に翻弄され、何を信じて良いのかわからず不安になる日々が続いています。でも結局のところ、ここ福島にいる限り放射能とは長くお付き合いをして行かなければならない訳で、怖がっているばかりではなく、放射能について正しい知識を持ち、自分でこれは大丈夫、これはしない方が良いと判断の基準を持って、うまく放射能とお付き合いをして行かなければならないのだと最近思いました。
人それぞれの基準と考え方があっての温度差なので、それに対して意見したり批判することは他人はできません。それぞれが納得いく環境の中で、満足できる生活ができたらいいですね。そしてみんなが「ふくしま」に戻ってきてくれて、みんなが「ふくしま」を訪れてくれると嬉しいです。そんな日が早く来るといいなあ…。 (たかはし)