いよいよ来年から新しい福島大学の歴史が始まります。「学士課程再編」により、これまでの5学類が4学部となります。私たちが学んできた経済経営学類は行政政策学類と統合して「政経学部」となります。1学年の定員は400人です。4学部のなかでも最も多い学生を擁することになります。
1922(大正11)年に福島高等商業学校(福島高商)が福島市森合の信夫山の麓に開校して105年目となります。戦後の昭和24年5月に福島大学経済学部が開校します。経済学部としても77年の歴史を刻んできました。この間、森合にあった校舎は1981(昭和56)年に金谷川に移転しました。金谷川時代も45年の歴史を刻んできました。
一方、行政政策学類は、学部増設運動の成果として誕生しました。当時、福島大学は経済学部と学芸学部(後に教育学部)の2学部でした。校舎も経済は森合町、教育は浜田町と分かれていました。当時は地元経済団体なども運動し、「行政社会学部」としてうぶ声を上げました。1987(昭和62)年、経済、教育両学部から教員、学生定員を移籍する形での新学部誕生でした。
経済経営学類と行政政策学類は兄弟同士のようなものです。すでに支部の総会や会合では経済のみならず、行政政策や人間発達などの学類出身の皆さんが親しく交流しています。同じ福島大学という学び舎を巣立った仲間として集い、交歓しています。
経済経営学類は信陵同窓会、行政政策学類は阿武隈会という同窓会組織を擁しています。令和9年には政経学部1期生が入学します。その時に同窓会への準備金となる入会金をいただくことになります。そのための受け皿として「福島大学政経学部同窓会設立準備委員会」を11月に立ち上げます。政経学部同窓会は来年入学する人たちが卒業する4年後に発足します。この間、信陵同窓会と阿武隈会は同窓会活動を維持していくことになります。それぞれの組織の違い、財政の問題をどうするか。これまでにない大きな課題を克服するために同窓生各位のご支援ご協力、そして皆さんが培ってきた経験と知恵を賜りますようお願いいたします。
信陵同窓会長 略歴
菅野 建二(かんの・けんじ)
1950(昭和25)年4月生まれ。福島県川俣町出身。
1969(昭和44)年3月 福島県立福島高校卒業
1973(昭和48)年3月 福島大学経済学部卒業 大学21回。
福島民友新聞社常務取締役編集局長・論説委員長などを歴任。
令和3年7月~令和6年7月 福島信陵会会長を務める。
令和6年6月より信陵同窓会会長を務める。