「福島大学が変わります」。こんなキャッチコピーを全面にまとったラッピングバスが福島市内を走り、街中で市民の目を引き付けている。
令和9年4月に予定している福島大学の学士課程再編で新しい学部に生まれ変わることをアピールするため、大学が福島交通とタイアップして開始した。大型バスの側面に「この地とともに学び、進む。」と書き入れ、「福島大学が変わります」と記された大きな赤い文字。その下に再編で誕生する予定の「教育学部」「政経学部」「理工学部」「食農学部」の名称を紹介している。「*いずれも仮称」とさりげなく書き加えているのは正式決定前の配慮か。また、窓ガラスには4学部の履修コースを紹介している。
今回の学士課程再編は現行の3学群(人文社会、理工、農)5学類(人間発達文化、行政政策、経済経営、共生システム理工、食農)を4学部(教育、政経、理工、食農)にするもので、最も大きく変わるのは行政政策と経済経営の2学類を統合して「政経学部」とするものだ。魅力ある新たな大学を目指す取り組みで、政経学部は1学年の定員が400人と4学部で最大となる。少子化の流れの中で生き残るための魅力ある福島大学になっていくことを期待している。
昨年10月からは福島交通バスが福島市金谷川の大学キャンパスに乗り入れており、通学する学生にとっての利便向上が図られている。

福島市内を走っている福島大学のラッピングバス