2025年11月8日 北村ゼミ温泉旅行(土湯温泉・山水荘、金水晶酒造・酒蔵見学)開催

2025年11月8日、北村洋基先生(福島大学元教員・慶應義塾大学名誉教授)と共にゼミ生OB・OGと土湯温泉の山水荘へ温泉旅行に出かけました。今年は北村先生(79歳)が福島大学に赴任して50年(1975年に赴任)、慶應義塾大学へ転職して30年(1995年に転職)の記念すべき年です。(写真は山水荘の表門で撮影しました)

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山水荘は紅葉に包まれた1年で一番綺麗な佇まいでした。 1953年(昭和28年)創業で、今年で72年目の旅館です。その歴史を紐解いたパネルが展示されていましたが、お客様第一で営業し、ビルド&スクラップを繰り返し、東日本大震災とコロナ禍を乗り越えてきたとのことです。 そういえば、ホテルのロビーでコーヒー等に加えて、夕方はビールを無料で配布していましたが、つい最近始めたサービスであるとのこと。更に色々な駄菓子を取り放題にするなど、常に前に向かって改善を目指す姿勢に感心しました。

北村先生は開口一番、福島駅に降り立って、中合と辰巳屋がすっかり無くなっているのに、ショックを受けたとのこと。更に西口に回るとイトーヨーカドーも無くなっていました。この辺のマンションに住んでいる人たちはどこへ買い物に行くのか?と聞かれたので、車で近くのイオン福島店ですよと教えました。

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歓談の後、部屋に戻って2次会を開始しました。澤田さんが持ってきた濁酒(どぶろく)1升(熱塩加納村で自家製造とのこと)でメートルが上がりました。

さて翌日、土湯温泉から福島へ帰る途上にある金水晶酒造の蔵見学に出かけました。2023年、アサヒビール園だったところを「四季の郷」として再生した場所に、蔵が地震で倒壊した金水晶酒造が福島市松川町から工場移転してきました。一から設計を見直し、作り直して、合理化して、見学コースを作った、とのことです。安達太良山系の水から吾妻連峰系の水に替わり、辛口でキリッとした味わいになったとのこと。従業員も9人で松川町の頃と同量の製品を作っているという話に驚きました。かつては女人禁制だった杜氏の世界でしたが、今は女性従業員も意欲的に採用しているとも仰っていました。

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北村ゼミ温泉旅行(土湯温泉・山水荘、金水晶酒造・酒蔵見学)
参加者神倉 功(大31回卒)小林勝喜(大34回卒)澤田政志(大35回卒)他5名(先生含む)
撮影田畑 金悟(大35回卒)
                            以上