如春荘で鉄道模型ジオラマ展

 信陵同窓会ゆかりの「如春荘(じょしゅんそう)」=福島市森合=で令和6年11月3、4の両日、鉄道模型ジオラマ展が開かれ、多くの市民が訪れた。福島県立美術館の真向かいにある如春荘は、かつての信陵同窓会が建設し、学生や教員らがクラブ活動などの場として使われていた。福島大学に移管されてからも、ゼミナールで使用しているほか、市民の趣味の場としても使われている。

 今回のジオラマ展は、福島市が主催した「アートストリート事業」の一環。福島大学経済学部があった美術館、図書館前のイチョウ並木をスケッチして楽しむイベントで、如春荘では作品を展示したほか、市内の愛好家が丹精込めた手作りの鉄道模型を走らせた。訪れた市民は精巧にできたミニチュアの風景のなかを走る鉄道模型に目を見張っていた。昨年は福大経済の創立百周年のパネルを展示した。今年は飯坂電車百年を記念して、森合の瓶子家で写真展を開催した。

R6 アートストリート4_small.jpg 如春荘での鉄道模型ジオラマ展

R6 アートストリート6_small.jpg 入口の看板

R6 アートストリート8_small.jpg スケッチを楽しむ人たち

R6 アートストリート2_small.jpg 飯坂電車百年の写真展