福大経済の校舎があった福島市森合のイチョウ並木通りで市民がスケッチする「アートストリートふくしま」のイベントが令和5年11月3~5日、開催されました。いまは福島県立美術館・図書館がある通りの景観を多くの市民に親しんでもらおうと福島市などが企画しました。このイベントに福島信陵会が協力、福島大学ゆかりの「如春荘」で懐かしい旧校舎の風景を展示した「森合ノスタルジー写真展」を開催、多くの市民が訪れました。
期間中は好天に恵まれ、3、4の両日は美しく黄色に色づいたイチョウ並木を両日合わせて約100人の市民がスケッチしました。作品は如春荘に展示され、歴史ある日本家屋を美しい並木の絵が彩りました。
森合ノスタルジー写真展は福島高商から福島経済専門学校、福島大学経済学部の変遷をたどり、金谷川に移転するまでの歩みをたどりました。福島市民からは「ケイセン」の愛称で親しまれた旧校舎を懐かしむ声も寄せられました。写真パネルの展示のほか、昨年の福大経済創立百周年事業で製作したビデオを上映しました。ビデオは「写真で見る信陵の世紀 同窓の絆」と「わが青春の甍」の2本立て。「わが青春の甍」は森合校舎が取り壊される直前の風景と学生たちの暮らしぶりを記録しています。
如春荘に訪れたのは3日間で約200人にのぼり、写真パネルとビデオを見ながら多くの市民が、今はない福大経済のたたずまいをしのんでいました。
また飯坂電車の美術館図書館前駅がきれいにリニューアルされ、壁面に如春荘を紹介するパネルを掲示しました。同窓生の皆さん、美しい風景を楽しみながら森合や信夫山を散策してはいかがでしょうか。
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・イチョウ並木をスケッチする人々
・リニューアルした飯坂電車の駅
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・飯坂線駅に掲示した如春荘の案内
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・如春荘に飾られたスケッチ作品
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・写真とビデオを鑑賞する人たち