懐かしい森合のイチョウ並木でアート体感(11月3~5日)来訪のお誘い

 福島市の県立美術館・図書館前で11月3~5日に「アートストリートふくしま」が行われます。黄色に色づいたイチョウ並木などの風景をスケッチするほか、近くの民家や施設で作品、絵画や資料を展示します。市民に親しまれている景観を広く知ってもらおうと福島市が企画しました。イベントには福島信陵会も協力し、会長の菅野が実行委員会に加わっています。11月の連休に懐かしい森合を散策されるのは、いかがですか。如春荘で森合校舎のパネルも展示します。多くの同窓生の来訪をお待ちしております。

              令和5年10月24日 福島信陵会会長 菅野 建二

 ご存知の通り、森合には、1981(昭和56)年まで福島大学経済学部があり、移転跡地に美術館と図書館が建てられました。正面道路のイチョウ並木は大学の正門につながっており、親しまれました。しかし、この地に「福大経済」があったということは忘れ去られているようです。このイベントを機会に森合の景観を市民に知って欲しいと思います。

 スケッチ作品を展示する場所は福島大学の施設である「如春荘」。歴史ある日本家屋で、福大経済「森合ノスタルジー」写真展として当時の経済学部を記録した写真を展示するほか森合時代の学生生活を記録したビデオ(創立百周年の記念品)も上映します。

 また、国登録有形文化財の瓶子家住宅主屋では、吉田修一氏(福島市長・故人)が刊行した「電話番号から観える街」のために昭和初期の街並みを描いた古山直一氏の作品を「昭和の風吹くまち」として展示します。

 このほか、福島交通飯坂線の美術館図書館前駅舎が10月31日にリニューアルするのに合わせて、飯坂電車の新型車(1000系車両)のエクステリアデザインを担当した小松大希氏の作品を展示します。当日(3~5日)、乗車した人にはポケット時刻表が配布されます。この機会に森合を散策してはいかがですか。秋の連休のお楽しみとしてご案内します。なお、専用の駐車場は用意しておりませんので、ご了承ください。

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