創立百周年記念事業実行委員会の打ち上げ式が令和4年12月2日(金曜)18時から福島市のウエディングエルテイで開催されました。式には実行委員30人が出席、2年間の取り組みを振り返り、総括しました。
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会場では記念大会の模様を収録したビデオが流され、10月29日開催の記念式典・吹奏楽団演奏会・記念講演会を振り返りました。佐藤慶吾大会会長が「コロナ禍という大変な状況のなかで大会を開催しましたが、350人に来ていただきました。無事に終了出来たのは皆さんのおかげです、各担当がしっかり役割を果たしていただきました。今回はメディアにも感謝します。新聞に連載記事を掲載、百周年事業を周知いただきました」とあいさつしました。
続いて菅野建二実行委員長が百周年事業について報告しました(後記参照)。
このあと同窓会事務局に平成16年6月から勤務し、日常の業務に加えて、今回の創立百周年記念事業の事務作業に貢献した高橋礼子さんに佐藤慶吾会長から感謝状が贈られました。
佐藤吉弘「福大経済100周年基金」推進部会長が乾杯の発声を行い、委員は記念事業を振り返りながら懇談しました。
最後は斉藤裕一式典部会長が万歳三唱の音頭をとり、2年間の活動を締めくくりました。実行委員の皆さん、本当にご苦労様でした。
実行委員長あいさつ
*記念事業実行委員会打ち上げにあたり、ひと言ご挨拶申し上げます。このたびの福島大学経済経営学類創立100周年記念事業の実施にあたりましては皆様の多大なご協力、ご支援をもちまして無事に終えることが出来ました。心より感謝申し上げます。この場を借りて、少し全体の報告を致します。
実行委員会が発足したのは令和2年12月5日。ここウエディングエルテイで開催した発会式で準備活動がスタートしました。実行委員会は総務、式典、祝宴、事業、宿泊送迎、参加増強、大学、福大経済100周年基金推進の8つの部会を構成しました。
それから2年間、部会長会議などを重ねながら事業計画を積み上げていきました。当初はフルスペックでの開催を目指し、同期会を結集して卒回幹事会を組織、同期の卒業生をリストアップして大学7回から67回、短大、大学院の各期2人ずつの幹事を選定して同期会開催の準備を進めました。78人に幹事就任を了承いただき、宿泊などの情報提供も準備しました。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大が終息する兆しが見えないことから、実行委員会として同期会開催は主導せず、各卒回の判断に委ねることとしました。さらに、記念式典当日に予定していた祝賀会も飲食を伴うことから開催しないこととしました。実行委員会としては、まさに苦渋の決断でした。それでもいくつかの同期会は福島市内での会合や温泉での宿泊会合などを開催し、懇親を深めました。なかには記念式典後に森合を訪れ、懐かしいキャンパスの思い出に浸った人々もいて、福大経済の同窓の絆の強さを感じました。
記念大会には同窓生250人、来賓26人、大学38人の計314人が出席しました。これに福島大学吹奏楽団26人、ゼミ生を加えると約350人が創立百周年をお祝いしました。参加申し込み状況では同窓生で中心を占めているのは大学7回から12回までが32人、大学14回から32回までが181人、金谷川で1年から学んだ33回以降が45人、大学院6人、短大11人の内訳です。
記念事業では「福大経済100周年基金」について多くの皆さんのご協力により5000万円の目標を上回る5500万円を贈呈しました。このほか経済経営学類棟入口に「百年の伝統と未来への革新」を刻んだ百周年記念碑を建立、学類棟2階に交流施設「信陵ラウンジ100」の整備、信陵公園や構内にある既存の記念碑リニューアル、小林昇先生遺稿のデジタル化助成、「知の梁山泊」草創期福島大学経済学部の研究を記念出版として助成しました。記念誌「信陵の世紀」、DVD「写真で見る信陵の世紀―同窓の絆」を作成し、記念品として配布しました。また、会員名簿を発行、多くの協賛をいただきました。
記念誌「信陵の世紀」、DVD「写真で見る信陵の世紀―同窓の絆」
今回の100周年記念大会では記念碑建立や記念誌・DVD制作、福大経済百周年基金などに企業からご協力をいただきました。また、報道機関からも協力をいただき、民報、民友が連載記事を掲載、当日は特集ページを発行。そして12月11日放送予定で、ラジオ福島で特別番組を企画いただいています。また、コロナ禍対応として大会をオンラインで中継し、ユーチューブで配信しました。
記念大会当日は送迎バスへの案内から受付、会場への誘導など多くの皆さんにご協力をいただきました。式典の詳細な段取りから福島大学吹奏楽団の手配まで対応いただきました。皆さんのご協力で記念大会が滞りなく開催できましたこと、あらためて深く感謝申し上げます。
また、本日に至るまで事務作業・諸連絡に尽力いただいた信陵同窓会事務局の高橋礼子さんに謝意を表します。皆さん、本当にありがとうございました。