母校の発展を応援 大学支援委員会開く

 母校の発展のため提言などを話し合う大学支援委員会が9月28日、福島市で開催された。委員会には大学側から阿部高樹学類長、伊藤宏副学類長、吉川宏人副学類長が出席、同窓会から永倉禮司会長(大15)、林王茂事務局長(大20)、支援委員会から佐藤慶吾委員長(福島信陵会長、大18)、各基幹支部から菅野建二(福島、大21)、市川捷治(東京、大9)、穴澤鉄男(仙台、大16)、早川敬介(郡山、大20)の各委員が出席した。

 佐藤委員長が「農学系学類新設という動きの中、コミュニケーションを図り、良い距離感のなかで、要望、提言を出させていただく」と委員会の趣旨を述べてあいさつ。永倉会長は「来年は経済経営学類創立95周年式典を予定している。100周年へ向けての足固めであり、同窓会として母校を支援していきたい」とあいさつした。

 協議に先立って阿部学類長から「大学・学類の現状と課題」について講演が行われ、阿部学類長は2019(平成31)年4月に開設される農学系学類の取り組みとそれに伴う大学再編について、既存学類から教員、学生の員数を割くことになるが、学類の壁をまたいだ連携をしていきたいと述べた。また、大学の姿を知ってもらうために一層広報に力を尽くしたいと語った。  協議に移り、各基幹支部からは以下の提言が出され、意見を交換した。

【福島】①農学系開設を機に、わかりやすい体制を目指し、「経済学部」に名称を変更することを強力に推進してほしい。②オンリーワンを目指し、インターンシップ型体験講座の拡充や官公庁、企業訪問による学生、企業、大学がメリットを享受できるシステムの構築。

【東京】①OBとの交流を密にした就活支援②広報、入試、就活、グローバル化担当の真田副学長への側面支援③東京試験場復活の場合の会場手配や出身高校の受験生勧誘などの支援④就活で上京する学生へのOB情報、業界情報の提供⑤大学東京連絡事務所としての信陵会館の有効利用。

【仙台】①農学系新学類を全国的にもユニークな存在に②福島大学の認知度向上として戦略的な広報など③時代に即した大学になるため留学生送り出しに原則半年間の義務化など大胆な発想の転換を。

【郡山】早川委員の個人的な意見として①教授陣の教育力向上と評価システムの推進②福島県の「国立大学法人」としてのリーダー活動の発展と開かれた学校づくり③インターンシップ体験により「職業を通して社会に貢献できる人材づくり」の意識を高めていくこと。

 各基幹支部の提言に対して、大学側は国内外における人材育成や他国立大と連携しての企業説明会開催などの取り組みを紹介しながら同窓会と歩調を合わせて経済経営学類の存在感向上に尽くしていくことを説明した。

 支援委員会では、こうした意見交換を通じて、農学系学類開設を見据えながら、経済経営学類の存在感をどう高めていくか、魅力ある大学になるための具体策の構築、グローバルとローカル(グローカル)のバランスをとって多面的な人材育成、地域貢献を推進するため、同窓会としての支援策を考えていく。(報告・菅野建二)

1475204025818.jpg 佐藤慶吾委員長(大18)挨拶

1475204007171.jpg 永倉禮司会長(大18)挨拶

1475204091464.jpg 委員の皆さん

1475204196156.jpg 阿部高樹学類長からのご講演