懐かしい「如春荘」が語らいの場に。市民有志が毎月1回、サロンを開設。

 かつて福島大学経済学部森合校舎の近くでゼミやクラブ生の懇親の場だった「如春荘」が語らいの場となっている。如春荘は1937年(昭和12年)に財団法人信陵会(現在の信陵同窓会とは別組織)が建設した。その後、国に移管され、現在は福島大学が管理している。空き家となっていた如春荘を活用したいと取り組んでいるのが一般社団法人GDM(グッデイマーケット)代表の佐藤宏美さんや木彫・会場美術を手掛けている小池晶子さんら福島市内のメンバー。「如春荘の存在が気になっていた」そうで、福島大学教育学部卒の佐藤さんが母校で一コマ講義をした際に大学施設課に相談した。その結果、昨年(2018年)9月から月1回、集いを開いている。

 広い庭に面した縁側でのんびり語らったり、「如春荘」を楽しんでいる。佐藤さんらは多世代交流の場としたり、子供たちが安心して遊べる場としても活用したいと語る。

 「如春荘という場所」のタイトルでチラシを作り、市民に参加を呼び掛けている。午前中は家の手入れをし、午後は縁側や部屋でお茶を飲んで語らうスタイル。会費は500円。お茶かコーヒーがつく。

 古い家屋なので、ところどころ修理が必要な個所も出ている。どう修理していくかも課題で、佐藤さんらは4月以降の取り組みを検討している。 

 毎月1回土曜日に開催、2月2日は節分豆まきを行った。この日は東京信陵会の田畑金悟さん(大35)が訪れていた。田畑さんは金谷川校舎で学生生活を送ったが、森合にはなじみがあるとのことで、室内を見たり、「如春荘」を楽しんでいた。

 同窓の皆さん、懐かしい如春荘に足を運んではいかがでしょうか。開催日は確認をお願いします。*企画の「如春荘の会」はフェイスブックを開設しています。(報告=菅野建二・大21)

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ブロック塀に代わって、簡素なフェンスになった如春荘

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